コソボ独立を日本政府が承認~国家の独立ってどういうこと?
コソボ自治州議会は2月17日に、セルビアからの独立宣言を行いました。
これを受けて、米英仏独などの欧米主要国は速やかに国家承認を行い、また日本政府も閣議決定で国家として承認しました。
これに対して、セルビアは「コソボはニセモノの国家を作ろうとしている」と強調、独立を認めない考えを示し、コソボの独立を承認した国の大使を召還するなどの外交措置もとるようです。
ロシアもセルビアと連携し、国連で独立無効を主張するとみられています。
そもそも、国家とは何なのでしょうか。国際法では次の3つの要素を持つものが国家であるとされています。
領土・・・ある程度以上確定された一定の領土を持っていること
国民・・・その土地にずっと住み続ける国民がいること
権力・・・他国の干渉を撥ね退け、また自国民を統治する政府が存在すること
つまり国家とは、政府が領土と国民を内外の干渉を許さずに統治する存在だったのです。
ただし、自分で「わが政府は領土と国民を統治しているから独立するのだ!」といくら宣言しても、現実的には他の国がその統治を認めてくれなければ国家として認められません。
だから、「他の国の承認」が必要で、これが4番目の要素であるといわれています。
現実の世界では、すべての国が独立を認めることはないでしょう。というのは、さまざまな利害関係があるため、その独立が自国にとって利益があるのなら独立を認めるでしょうが、損失があるのなら独立を認めないですもんね。(国家ってやっぱりエゴの塊なんですよね。)
だから、大多数の国がその独立を認め、そして国連に加盟できれば、“パーフェクトに独立!”ってことになるのでしょう。
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