ROEの基礎知識
ROEの基礎知識について、ひさびさに確認していきましょう。
ROE(Return On Epuity)とは?
自己資本利益率と呼ばれている財務指標であり、
当期純利益を株主の持分である自己資本で割って求めらます。
ROE=(当期純利益÷自己資本)×100%
ROEは、もとより株主にとって、「株主の取り分である自己資本を、
払い戻しを受けずに会社に預けておくことによって、
どれだけの配当財源となる利益をゲットできたか?」
をチェックする判断基準となります。
このROEは、基本的に、他の代替的な投資案件よりも高いことが目安です。
そうでなければ、ROEの低い会社から資金を引き上げ(=転売して換金し)、
他の高い利回りを期待できる投資商品に資金投下した方が、
経済合理的だからです。
つまり、ROEというのは、株主にとって、あるいは株主候補者にとって、
『その会社は、他の金融商品と比べて、有利なリターンをもたらすかどうか?』
を見極めるものさしとして使われることに意義があるのですね。
ちなみに、ざっくりと申しますと、自己資本は、バランスシートにおける
『資産』から『負債』を控除した残高をベースに、求められます。
バランスシート
―――――――――――――
資 産 | 負 債
|
|------
| 自己資本
|
―――――――――――――
より実務的には、
会社法施行後に正式な表示名称となった『純資産』の部
の合計を用いるか、『株主資本』の部の合計を用いるかで、
議論が分かれます。
時価評価や為替変動差額という、経営努力とは関係のない
純資産の増減を除外した「株主資本」の方が、理論的
だとはいわれていますが、私から見ると
「別にどっちでもいいのでは?」って感じです。
私は学者ではないので。
…あ。4月からは大学で講義を持つので、そうもいってられないかも(笑)。
それはさておき、ほとんどの会社は、そんなに影響ない
ので、ざっくりと純資産の額あたり使っていただいても
良いのではないでしょうか。
いちおう、一般的な標準値としては、5%くらいが目安ではないかと思います。
以上、ROEに関する基礎知識でした!
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