日本の所得格差ってどのくらい?
所得格差という言葉を、いろいろなところで見たり聞いたりするようになりました。
昔は「1億総中流社会」などといわれていたものですが、今は、
「中流があまりいなくて、上流と下流に分かれた?」って印象が強いですよね。
では、日本の所得格差は、国際的に見てどれくらい大きいものなのか、
それから過去からの推移で、本当に格差が大きくなっているのか、について
みていきましょう。
このような所得格差の問題を論じるときには、「ジニ係数」という指標が
非常に有効です。
次に、総務省・統計局による「平成16年全国消費実態調査 各種係数、
所得分布に関する結果速報」から、ジニ係数の国際比較に関するデータを拾ってみました。
ジニ係数とは、「所得が完全に平等に分配されている」場合に比べて、どれだけ所得の分配が偏っているかを数値で示したものです。
例えば、「所得の格差がまったくない平等なグループ」では、ジニ係数は0になります。
いっぽう、「一つの世帯だけがすべての所得を独占する完全に不平等なグループ」では、ジニ係数は1に近づきます。
ちなみに、一説によると、市場経済も含めて、おおまかなジニ係数のめやすとしては0.2~0.4程度が一般的のようです。0.5を超えるようだと、格差の激しさが許容範囲を超えるため、政策による格差の緩和が必要となる、との見解もあります。
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